サンパウロ滞在中、リベルダーデに行きました。
その日は平日でしたが、人もそこそこ多く、
そして何故かたばこの匂いがきつかったんです。
私は田舎育ちだったもので、都会に免疫があまりないのですね;;
両親の家に帰った後、ものすごーく気持ちが悪くなって
寝ても何しても治りませんでした。義母に1時間近くマッサージをしてもらったところ、
全身すごくこってる。このこりは一日で取れるものじゃないわねぇ。
それが気持ちが悪くなる原因かもしれない。あまりに体がこり過ぎると気持ち悪くなることがあるそうです。
原因が分からなくて病院に行く人もいるとか。そこまで体がこったこと、今までなかったのでよっぽど疲れてたんだろうなぁ。
ファビの抱っこに授乳に。
ファビはまだ夜中起きておっぱいを飲むときがありました。
夜中に起きると体が休まらないから、今日は夜通し寝た方がいい、
今まで充分おっぱいあげてきたし、これを機に断乳してみては?
との勧めで断乳を決行しました。
もうね、あまりに気持ち悪かったから
自分もここまでかな、って思えたの。
方法は義母のすすめで、プロポリスを乳首に塗りました。
当然、苦いので飲みたいのに、口はつけることができない。
でもプロポリスは口に入って悪いものではないから
とりあえず安心。1度試しただけで、二度目は警戒して匂いをかいだだけで
吸おうともしませんでした。すごい!プロポリス効果!夜は私と寝ずに夫と寝ました。
泣いたら夫があやす。
ママ、ママ~って泣きます。
やはりすごく泣くのであげちゃいたい気になります。
辞める意志が固まっていたので頑張りました。
2,3日夜中に泣きましたがその後は泣かずに
夜も抱っこだけで眠れるようになりました。出産も「案ずるより産むが易し」といいますが、
断乳も同じだな、と思いました。
家族全員の協力があったからこそ断乳できました。
義母と義母のアドバイス、協力がなかったら断乳できてなかったと思います。
こうしてファビコ、1歳7ヶ月のときにおっぱいを卒業しました。
今まで本人が欲しいときに欲しいだけあげてきましたし、
母乳育児の終了に悔いはありませんでした。
それに幼稚園入っても他の子からあまり病気もらってこないのも
母乳をここまであげた効果だと私は信じています。
あれから10ヶ月が経ち・・・・
私の母乳育児の経験とまとめです。● 「
卒乳」と「断乳」の違い
「卒乳」は離乳食などをよく食べて、子供の方からおっぱいいらない、と辞めることです。
子供の意思で辞めてくれるので、辞めるときはとても楽です。
「断乳」は親の意思でおっぱいを辞めることです。子供は欲しいのに、強制的に
辞めさせられるので辞めるときは計画・勇気が必要です。
● 母乳をあげる時期、辞める時期
何を見ても、誰に聞いても様々な意見があります。
小児科の観点から言うと、日本でもブラジルでも最近では2歳までが望ましいとされています。
母乳には子供の免疫をあげる効果がある、母子の絆を強めるなどの効果があるからです。
ブラジル、日本も同様、私達の親、おばあちゃん世代は1歳になったら辞める、という人が多かったです。
私は母乳育児信仰が強い方だったので、2歳まであげる気マンマンでいました。
実際は1歳7ヶ月まででしたが、体力の限界でしたので
きっぱりあきらめられました。
母乳育児は本当に体力を消耗します。
母乳は一日600~700カロリーの消費、筋トレ80分に相当するとか。育児全般に言えることだけどママが元気であってこそ
できることなので「何歳までやらなければならない、やめなければならない」
というものはないと思います。自分が納得できる時期まで子供が欲しいだけ母乳をあげるこれはあくまで私個人の考えです。
与え方も時間を決めて与えるというのには個人的には疑問を持ちます。
ロボットじゃないんですから。
大人だって決まった時間に毎日食事するのは理想的では
ありますが、なかなか難しいですよね。
赤ちゃんは抱っこしして欲しいのに、おっぱい欲しいのに
泣いているのをほっておかれると
あきらめて自分の欲求を主張しなくなる子になる可能性があるそうです。
脳科学的には脳の発達に良くないと聞いたことが有ります。
なので私は好きなだけおっぱい、好きなだけ抱っこしました。
ママの体力はそりゃあ大変です。
抱き癖がつかないように、とか親が後で楽になる方法なんて
いくらでもありますが、
でも手をかけただけ、スキンシップで母と子の絆が深まるのを信じてます。
ブラジルではわからないけれど、日本では
抱き癖がつかないように、という考え方はもう古いみたいね。
断乳を決める理由、ママ個人によって様々だと思います。
病気になって薬を飲まざるをえないとか、
仕事復帰で母乳育児が難しくなるママだっています。
私はお酒を飲まないし、主婦なので、ここまで続けてこられました。
でもお酒が大好きな女性にとって、2歳まで授乳を続けた
とすれば妊娠中含め3年近くも禁酒、というのは
私の想像を上回る我慢だと思います。
授乳中はお酒、たばごはもちろんだめなこと、
薬、カフェインの摂取も制限されますので
これかの嗜好品を楽しみたい方には母乳を無理して続けることで
ママ自身のストレスが溜まるならばよくない、と私は思います。
そして何より親の都合以上に、1歳すぎても母乳ばかりで
離乳食を全く食べない子供だったら、それこそ子供の栄養のために
断乳した方がいいと思います。
●断乳の心得・決行日は夫が休暇のときに! 夜中にわんわん泣くので、寝れずに翌日の仕事に障ったら気の毒です。
そしてママがいなくても、パパと寝られるように。
・やめるときはきっぱり辞める 泣かれると可哀想でママの方がちょっとあげちゃおうか、と心が折れそうに
なりますが、そうするといつまでたってもおっぱいから卒業できません。
●その後のファビ・離乳食・幼児食は母乳とは別に食べる方ではあったけれどさらに食べるように。
そして今まで食べなかった食品も自ら挑戦して食べるようになった。
・断乳後、ママの抱っこで寝るだったのが、
ミッキーのぬいぐるみを抱っこしながらベッドでゴロゴロしながら
自分で寝付けるようになった。
今でも夫がわざと「パパのミッキーね!」と言うと「ノン!」と怒ります。
・あんなにおっぱい星人だったファビがおっぱい見せても見向きもせず。
プロポリスでトラウマになるかな?と思いきやそうでもない様子。
自分が飲んでいたことさえ、忘れているみたい。
●その後の私・1週間ほどの搾乳で乳は張らなくなりました。
でも10ヶ月たった今でもぎゅっと絞ると少し出ます^^
・授乳中はご飯を2合炊いていたけどれど1合半に減った。
・授乳が終わっても食欲はしばらくそのまま。太った・・・。
・乳がでかくなって着れなくなった服や、前開きじゃない服、ワンピースもまた着れるようになった☆
・疲れにくくなった。
以上、私が太ったということ以外は、ファビにとっても私にとっても断乳した
メリットはたくさんありました。
次回は授乳中に役に立ったものを2度に分けてお伝えします。
みなさんの卒乳・断乳経験も是非お聞かせ下さい☆



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コメント
みわ丸
2022/02/02 URL 編集返信お仕事と授乳の両立、毎日本当にお疲れ様です!
疲れて帰って来て、朝もきっと早く起きなければならなくて大変ですよね
でもすごく頑張ってるんですね!
ちなみに二人目の長男は今5歳になりますが、2歳3か月で「わさび」で断乳しました。
確か私の親しらずの抜歯で術後に抗生物質を飲まなければならなかったから
だったと思います。
授乳中はエネルギーを使う分、抵抗力も落ちるので、このご時世ですので、
本当無理だけはせずにみわ丸さまのお身体優先で気を付けて下さい★
子どもは断乳の時は泣いてママは切なくなりますが、成長してそのときのことを
話しても全然覚えてませんしね(笑)
みわ丸さまへ
2022/02/05 URL 編集返信