それは約一ヶ月前出来事でした
数々の変換器トラブルを経験し
最も恐るべきことが起きてしましました。忙しかったある日の夕方、夫が会社から帰ってきて
「summereyesちゃん、なんで変換機のコンセント抜いてあるのー?」
とたずねたので、
「あーそれはね・・・・」
と、変換機の
コンセントに触れた
瞬間
感電しました。 ちょっとだけなら,ビリっときたことは以前、一度あった。 でも今回は
握ってもいないのに
コンセントが手に触れただけで、 手のひらから離れず、左手と腕全体に電気ショックが走り、
かなり強く感電した
夫が私を引っ張って、手のひらをみるとやけどを負ったけれど、そんなに大したことないやけどだった。
私は洗面所で水で冷やして 夫がインターネットで病院調べている間に
なんだか・・・だんだん頭が真っ白
になってきて
家の中でめまいみたいのを起こして倒れ、それを見た夫が 慌てて車で救急病院に
連れていこうとしたんだけど、家の外でも倒れ、←さらにここで隣の家の

ドアノブに頭をぶつける
地下の駐車場行く途中のエレベーターの中でも立って居られなくて・・・・
気が付いたら駐車場であおむけになって、寝てて、 男の人と女の人が側にいた。
たまたま駐車場で居合わせた同じアパートの住人で、 女性はお医者さんらしく、
私の脈を確認して、
血流を落ち着かせるために、あおむけに寝かせておいた方が良いとアドバイス。 男性が
救急車を呼んでくれた。ずっとあおむけに寝ていたら気分もよくなって起き上がれそうだったので、
「車でいけるよ

」
って言ったんだけど
「いや、このまま寝てて、救急車で行った方がいい」
とお医者さんが行ったので救急車を待つ。
(私もう大丈夫だけどー!救急車なんてー日本でも救急車なんて乗ったことないのにー!)
自分が救急車に乗る立場になったら野次馬に見られるのが嫌に思った。
日本では、救急車が来ると欠かさず窓開けてみてたけど、
見れらる立場になるのはどんなに嫌か分かったから

、
もう二度と野次馬精神はこれから出さないようにしようと 心に決めました
でも救急車はアパートの地下駐車場まで来たので 野次馬に見られることはありませんでした。
救急車が来てから頭と手足を固定され、板みたいのに寝かされた。
おー初体験。救急車の中はサイレン

聞こえないのねぇ。
どこだかわからないが
病院
につくと、お医者さんが手のやけど見てくれて、
点滴
してくれました。
体に電気が走ると水分がなくなるらしく、 ミネラルなどの成分を含んだ点滴らしい。
点滴は多かったので長かった
でもその間、
1人の先生だけが見てくれるんじゃなくて色々な先生が、
ちょこちょこ様子を見て声をかけてくれて安心できた
夫も
「ちゃんと見てくれるいい病院だねぇ
」
って関心してました
私は救急センターの廊下のベッドで点滴してたので、その間、救急センターでは入れ替わり、
いろんな救急患者が来て、ドラマでしかみたことのないような世界でした
血糖値が上がって気分が悪くなった糖尿病のおばあさん
口と鼻から血が止まらずバケツ持参で来たおじいさん
便と尿がでなくて苦しんでいる太った女の子の子供
バイク事故でヘルメットかぶっていなかったので頭から血が流れ出してる人
酔っぱらって咳き込んでるホームレスらしき女性(←やさしいブラジルの医者もさすがにあきれてマスクだけさせて放っていた様子)
点滴してる間
「あなたパトリシア?」っておばさんに話しかけられた。
私がパトリシアっていう友人にそっくりらしい。
で、そのおばさんは私の横を通るたびに
「本当にパトリシアにそっくりだわ」というので
「あなたの友人は日系人なんですか?」と聞くと
「そう、彼女の名前はパトリシア・たわらっていうのよ。
ま~あなた本当にパトリシアに良く似てる」
名前言われても私、そのパトリシアさん分からないけどね(笑)
そんなこともあり、なんかちょっと面白かった
点滴が終わって、やけどの薬の処方箋

をもらい
「もう帰っていいですよ」と言われたので
ベッドから降りて夫の車で、薬局に寄り、家に帰りました
義母が、
お医者さんは日本よりやさしいし、
病院はブラジルの方がいいって以前言ってたけど、
確かにそうだと思いました。 結婚の手続きまだできてないから保険に入れてないし、 ブラジルに来てからというもの、
すごく体調に気をつけてたし、 病院にかからないように気をつけてた

。
でもこんなことになってしまい、
救急車も呼んでお金どれくらいかかっちゃうんだろう・・
と心配したけど 搬送された病院が州立病院だったため、
救急車呼んで、点滴までしたのにタダだった
ブラジルの公立病院は無料なのだ。
やけどの薬代25レアル(1250円)だけで済んだのです
救急車を呼んでくれた男性はたまたま日系人の方で、私たちのすぐ階下に住んでいる方だった。
数日後、プレゼントを持ってお礼に行ったら奥さんがでた。
奥さんも日系人で、8年前東京に住んでいたことがあったそうで日本語が少し話せた。
あー、私恵まれた住環境でよかったって思いました
こんな
保険も加入していない外国人の私だったけど、
救急病院の 対応もずいぶん早かったし、救急には私よりもひどい怪我や症状の人が
たくさんいたにも関わらず、ドクターも手厚くて、さらに無料なんて驚き
ブラジルの病院、いざというときに頼りになるっ
て思いました。
薬局も街にたくさんあって夜遅くまでやってて便利だし・・・ これが日本だったら時間もお金ももっとかかっていた気がする。
2年くらい前、ミャンマーから日本にかえって、食中毒になったとき、
日本の地元の市民病院行ったけど、待つだけまたされて、診療は短い。
若いドクターもなんかそっけないし市民病院は二度と行かないと思った
(当時鳥インフルエンザが流行ってたので、海外帰りだったら市民病院へいってくれと、
かかりつけの医者に断られてしまったのだ)
最近非常に残念なことに日本では妊婦や救急患者が病院たらい回しにされて
亡くなるケースが多いですね
ブラジルではそういうことは絶対ないそうです
ショッキングな出来事ではあったけど、今回、いろんな人に助けられて、
この国でだったら安心して子供も産めるし、いざとなったときも病院で
きちんと見てもらえる確信ができた出来事だった。良い経験になりました
変換機、これから気をつけなきゃ・・・身体的にはどうってことなかったけど
精神的に結構ショックでした

救急車で運ばれたってことも。
なにはともあれ、感電死しなくてよかった。
後で調べたところによると、
心臓に近い左手が感電するのが、右手よりも危険らしい。私は左利きなので、感電したのは左手でした。
もし手が水に濡れていたら・・・・
もし結婚指輪に触れていたら・・・
もし家で一人だったら・・・・
と考えると恐ろしいです。
頭のたんこぶはすっかり治りました。手のひらのやけどは少しケロイド状になっているので
手のひらを広げるとつっぱる感じがまだあります。治るのかな・・・
何はともあれ、私が今元気でいられるのは、
同じアパートの住人の方やお医者さんが適切な行動と処置をしてくれた おかげです
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